プラズマクリーナーの洗浄の仕組み

プラズマクリーナーと呼ばれる機器の特徴を知らない人も多いかもしれません。

これはプラズマ洗浄を行うものです。残油及び油膜をプラズマ処理する機器になります。プラズマクリーナーはフィルムあるいは金属箔の表面を改質することも可能です。金属のうちアルミの箔の表面には圧延油という残油膜が存在します。油膜は塗工工程で塗り不良になり、ウェット洗浄やアニールでも完全除去は難しいです。

ジェット噴射や乾燥、アニールという焼鈍は材料の軟化に繋がるゆえ素材を限定されますが、ドライ洗浄のプラズマクリーニングであれば問題ありません。ドライ環境でユニットにパスすれば油膜は完璧に洗浄されます。プラズマクリーナーの中には億のビームで表面を洗うことができるものもあります。ロールもしくはシートの状態で、材料や目的に合わせたクリーニングガスを使って処理できるものもありますが、これは重宝するものと言えるでしょう。

最後にフィルムとプラズマ処理についてお話します。フィルムは滑材や帯電防止材をはじめ色々な添加物が含有されています。添加物は時間が経つと染み出れしまいます。ブリードアウトという現象なんですが、表面に染み出てしまうと膜になって貼り合わせ及び塗工を阻害するでしょう。その阻害物質を洗う方法にMSRがあり、その中にリキッドワイピング工法があります。プラズマクリーナーによるプラズマ処理でフィルムを洗浄することが主流になりつつあります。

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