プラズマ洗浄装置の概要と医療現場での使われ方

2020年2月、中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスは瞬く間に世界全土へと広がって約2、000万人もの人々が感染しました。

未だワクチンや治療薬が開発されておらず、如何にしてウイルスに感染しないように生活するのかが鍵となっています。これを受けて徹底した除菌が声高に叫ばれていますが、この除菌を可能としているのがプラズマ洗浄装置です。新型コロナウイルスが流行する以前から製造販売がなされていましたが、流行後は多方面から注目を集める装置となりました。

プラズマ洗浄装置はプラス電荷を帯びたプラズマを毎秒120kwh生成する装置で、プラス電荷の電気にはウイルスを消滅させられる性質があります。これによってプラズマ洗浄装置内で対象物をしっかりと除菌できるのですが、もともとは研究機関や医療現場向けの製品として販売されていたものです。医療現場でのプラズマ洗浄装置の使われ方は手術で使用するメス等の器具を使用前・使用後に除菌するほか、感染病棟で入院している患者が使用した寝具や各医療用具の除菌です。

約50cm四方のボックス型の装置となっており、一度に大量の対象物を収めることはできません。新型コロナウイルス流行後の昨今、より大型のプラズマ洗浄装置の開発が急ピッチに進められています。使用現場も医療機関等から学校・公共施設など多岐にわたり、不特定多数の方々が共用する書籍などの除菌に使用される装置となっているほどです。

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